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第2回:2002年ワールドカップ KOREA JAPAN

 ちょうど1年前の今頃、サッカーを知っている人は興奮し、サッカーを知らない人もサッカーというスポーツに興味を持ちかけていた。私は非常に興奮しており、夢でも見ているのかと思う位であった。サッカーにとってワールドカップとはオリンピックより何よりも凄い祭典。それを地元で開催する上、生で観戦できるとなれば興奮しない人はいないだろう。日本各地は毎日のようにサッカー中心の話題。私にとって、これほど楽しい毎日はなかったと言ってもいい。サッカーを知らない子や、興味のない子でも私にサッカーネタで話しかけてくれる。私も嬉しくなり、色んな人に話しかけていた。

 私の地元、神戸では、予選リーグ3試合と決勝トーナメント1試合の会場であった。6月17日、私は神戸ウイングスタジアムにいた。ブラジルとベルギーの対戦だ。日本が1次リーグを2位で通過すると神戸に来たのだが1位で通過したため2位のベルギーが神戸に来たのである。サッカー一素晴らしい祭典。それを私は自分のこの目で見れることが夢のようであったし、今も夢だったのかと思うほどだ。結果は優勝したブラジルの勝利。ロベルト・カルロスの左足から繰り広げられるパスに魅力がある。ロベルト・カルロスだけでなく、ブラジルサッカーは見ていてとても楽しいものである為、ブラジルの試合を生観戦できたことは本当に幸せだったと思う。

 神戸ウイングスタジアムでは、たくさんの日本人と共にたくさんのブラジル人。私はアウェー側で見たのでブラジル側だった。ブラジルの陽気なノリで日本人のテンションも最高潮になっていた。ブラジル人の応援隊の人が手拍子、太鼓などで応援する。それに続き日本人も真似して応援していた。ブラジル選手がシュートする度響き渡る歓声。私も大盛り上がりで他の観客に混じり一喜一憂していた。

 今、思うがもし、日本代表対ブラジルだったとしたら、私はどっちを応援していたのだろうか。分からないがもしかしたらブラジルを応援していたかもしれない。それは、私がブラジル見たさに試合を選んだからだ。日本代表も応援していた。でも、日本代表は日本の代表選手。日本で試合がある限り、見に行こうと思えばいつでも見に行ける。ブラジルは日本の裏にあり、行こうと思っても時間、金銭的にも余裕があり、ある程度の言語力がないと無理であろう。だから、私はブラジルが来るだろうこの試合を選んだ。私は日本全国がサッカー日本代表に注目し、応援している間にブラジル代表ばかり見ていたかもしれない。今までワールドカップでも何回も優勝してきた。そんなチームが日本に来るとなると見ないわけにいかないだろうと思ったのだろう。

 生まれて初めてのワールドカップ生観戦。そして私が生きている間に二度と日本で開催されないだろうワールドカップ。この日の記憶を私は一生忘れない。

2003年5月12日(月)